「マジ・スク」再販、やっと購入できるようになって、使ってみた

jimotodaojisan
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2024年5月29日に発売されてから、なかなか購入できない状況が続いていた「マジ・スク」ですが、2025年5月現在は購入できるようになりましたね。
そんな、「マジ・スク」を実際に使ってみました。


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「マジ・スク」とは
アルゴファイルジャパンから発売されている、マルチジルコニア・スクレーパーです。
名前の通り、素材にジルコニアを使用したスクレーパー(キサゲ)です。
ジルコニアとは
ジルコニア(Zirconia)は、二酸化ジルコニウム(ZrO2)を主成分とするセラミックスの一種です。特にその高い強度と耐久性、そして美しい見た目から、「人工ダイヤモンド」とも呼ばれ、様々な分野で注目されています。
ジルコニアの主な特徴
- 高い強度と耐久性: セラミックスの中でも群を抜いて強度が高く、金属に匹敵するほどの頑丈さを持ちます。割れにくく、欠けにくいのが大きな特徴です。
- 優れた審美性: 自然な白さと透明感があり、光を透過することで天然歯のような自然な仕上がりを実現できます。また、変色が少なく、長期間にわたって美しい状態を保てます。
- 高い生体適合性: 人体との親和性が高く、アレルギー反応や炎症を起こすリスクが低い素材です。金属アレルギーを持つ人でも安心して使用できます。
- 軽い: 金属と比較して軽く、装着時の違和感が少ないです。
- 耐腐食性・耐薬品性: 口腔内の酸やアルカリ、熱など、過酷な環境下でも腐食や劣化がほとんど起こりません。
ジルコニアの主な用途
ジルコニアは、その優れた特性から多岐にわたる分野で活用されています。
- 歯科治療:
- 被せ物・詰め物(クラウン、インレー): 従来の銀歯やセラミックよりも強度が高く、奥歯や噛み合わせの強い部分にも使用できます。見た目も自然で、金属アレルギーの心配もありません。
- ブリッジ: 複数の歯を連結するブリッジにも利用され、強度と審美性を両立できます。
- インプラント: 人工歯根としても使われ、生体適合性の高さから安定した治療が可能です。
- 宝飾品: ダイヤモンドに似た輝きと高い屈折率を持つため、「模造ダイヤモンド」としてアクセサリーに広く用いられています。
- 工業用途:
- 耐熱性・耐摩耗性部品: 融点が高く、耐熱性や耐摩耗性に優れるため、切削工具、包丁、ハサミ、ポンプ部品、ノズルなどに利用されます。スペースシャトルの断熱材にも使われるほどです。
- センサー機器部品: イオン伝導性を持つため、燃料電池や酸素センサーなどに利用されます。
- 電子材料: コンデンサー、圧電素子などに使われます。
- 構造材: その高強度から、自動車部品や半導体製造装置などにも応用されています。
このように、ジルコニアはその多機能性から、私たちの身近なものから最先端技術まで、幅広い分野で活躍している素材です。
マジ・スクの使い道
今までは、パーティングラインの処理や、ゲート跡の処理にはデザインカッター等を利用してましたが、手を切るリスクもありましたが、「マジ・スク」を使うことでそのリスクも軽減できています。
私の場合は、主にパーティングラインの処理に使用しています。

パーツの造形にも
もちろんパーツの造形にも使用可能です。


まとめ
今まで、デザインナイフやカッターナイフを使用して、削っていたものをこの「マジ・スク」を使うことで、怪我の軽減が可能になります。
デザインナイフとの違いは、「切る」という作業には向いていないようです。
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